高齢者医療の課題を抱える日本の医療現場について

世界でも類を見ない超高齢化社会の日本では、現在65歳以上の人口が、総人口の2割以上を占めています。これからも増加することが考えられ、超高齢化社会を支えなければならない医療現場には様々な課題があります。

まず医療機関で働く医療従事者の負担が増えることです。医療処置を必要とする高齢者は増え続けますが、医療機関の労働力は少子化の影響でなかなか増加は見込めません。医療機関の減少も危ぶまれるので対策が必要です。高齢者の平均年齢の高まりによって、在宅での医療を希望する高齢者も増えてくることが予想されます。そして在宅看護の需要の高まりによって、医療機関の負担の増加が考えられるのです。また介護施設に入居する高齢者も多くなっていくので、地域医療の連携がこれまで以上に求められます。

さらに税金を納める若者世代の減少により、高齢者の年金も減少します。そして高齢者が受けられる医療の幅が狭くなることが懸念されています。本当に必要な医療を受けられず、高齢者の自立した生活の実現が困難になってきてしまうのです。

課題解決が早急に必要な高齢者医療の現状。しかし2022年10月から医療従事者の増加促進が見込める「看護職員処遇改善評価科」が新設もされました。一定の基準を満たす病院に勤務する医療従事者の給与をアップするといった内容です。このように医療現場の人員が増えていく制度や仕組みを医療業界に対し、講じていく必要があります。日本の医療業界がこれからもどうなっていくのか注目です。

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